ユートピア(松田聖子)の解説
本作「ユートピア」は、松田聖子の7枚目のLP(アルバム)。
1983年6月発売で、松田聖子の80年代黄金期を象徴する1枚です!
シングルでヒットを飛ばした「天国のキッス」と「秘密の花園」は必聴レベル。
「天国のキッス」の伸びやかな歌声は聖子節そのものと言ってよく、「秘密の花園」のきわどい情景描写もメルヘンに昇華させ歌い上げています。
また本作「ユートピア」のあまりにも豪華すぎる制作陣にもぜひご注目ください。
作詞は松田聖子とゴールデンコンビである松本隆(はっぴぃえんど)がほとんどの楽曲を担当。
唯一「小さなラブソング」のみ、松田聖子本人が初の作詞という、記念碑的な楽曲も含まれています。
一方で作曲陣を見ると、これまたすごいです…!
財津和夫(チューリップ)、細野晴臣(YMO、はっぴぃえんど他)、呉田軽穂(=松任谷由実、つまりユーミン)、甲斐祥弘(=甲斐よしひろ、甲斐バンド)、 来生たかお(シンガーソングライター)などなど…
ひと言でいうと、当時の先進的な音楽家たちを一堂に集めて、アルバムを作りましたという感じで、大御所たちが行列をなしております。
▼ユートピア(松田聖子)のアルバム概要
| アルバム名 | ユートピア |
| アーティスト名 | 松田聖子 |
| レーベル | CBS・ソニー |
| ジャンル | 80年代アイドル |
| リリース | 1983年6月1日 |
| フォーマット | LP |
ユートピア(松田聖子)の収録曲一覧
| 曲名 | 作詞 | 作曲 |
| A面-1 | ピーチ・シャーベット | 松本隆 | 杉真理 |
| A面-2 | マイアミ午前5時 | 松本隆 | 来生たかお |
| A面-3 | セイシェルの夕陽 | 松本隆 | 大村雅朗 |
| A面-4 | 小さなラブソング | SEIKO | 財津和夫 |
| A面-5 | 天国のキッス | 松本隆 | 細野晴臣 |
| B面-1 | ハートをRock | 松本隆 | 甲斐祥弘 |
| B面-2 | Bye-bye playboy | 松本隆 | 財津和夫 |
| B面-3 | 赤い靴のバレリーナ | 松本隆 | 甲斐祥弘 |
| B面-4 | 秘密の花園 | 松本隆 | 呉田軽穂 |
| B面-5 | メディテーション | 松本隆 | 上田知華 |
ユートピア(松田聖子)のおすすめピックアップソング
まずは松本隆作詞の「マイアミ午前5時」。
80年代の松田聖子といえば松本隆の詞、80年代の松本隆といえば松田聖子の楽曲群というぐらい、「最強×最強」の組み合わせです。
もちろん来生たかおも大ヒット連発のクリエイターなので「最強×最強×最強」というのは言うまでもありません。
もともとは曲名が「水曜日の午前5時」だったそうですが、A面3曲目の「セイシェルの夕陽」に合わせて急きょ変更されました。
この「ブルー・グレイの海って、結局何色なん??」や「それってどこにあんの?」という地名の連発、これが松本隆ワールドであり、この時代のアイドル松田聖子が放つ異世界観と見事に共鳴しています。
お次は細野晴臣作曲の「天国のキッス」。
自然に聴けるものの、あまり歌謡曲的とは言いがたい転調を繰り返しています。
これは当時YMO(イエローマジックオーケストラ)で実験的なテクノポップに取り組んでいた細野晴臣がやっていた手法なんですが、この転調をサラっと軽快に歌えてしまう松田聖子の歌手としてのヤバさが輝いています。
「天国のキッス」の独特なふわふわとした浮遊感は、まさに天国!ヘブン…もとい、ヘヴン!
そして呉田軽穂(=ユーミン)作曲の「秘密の花園」。
印象的なイントロで一気にファンタジーの世界に引き込まれますが、やはりところどころでユーミンの香りがしています。
さて「ふたり」は秘密の花園に達することができたのでしょうか?
ぜひ実際に聞いてご自身の耳で確かめてみてください。
ユートピア(松田聖子)の中古レコード商品説明
| 状態 | 中古 |
| 盤面 | とてもいい(EX) |
| ジャケット | とてもいい(EX) |
| 帯 | あり |
| 歌詞カード | あり |
| その他付属物 | – |